NEUMANN (ノイマン) のマイク周辺に関する質問と回答 その2 U87Aiに関して

楽器屋へNEUMANN ( ノイマン ) / U87Aiに関することで質問した内容と回答をメモしておきたい。

・どのような状態で梱包されているのか?

→ 木箱に入った状態になっていて、同社では湿気の少ない倉庫で保存されている、という。
購入後の湿気多策としては、
デシケータを購入するのが良いが値段が高い。
そこで、密閉式タッパーに入れる、または、
カメラレンズ用保管器の中に除湿剤を3、4枚入れて保存する → ヨドバシカメラまたはホームセンターで入手可能、とのこと。

・経年変化はどんな感じなのか?

→ 通常コンデンサーマイクは10年近くで寿命が来る。週に何度も使うような場合はさらに寿命が短くなる可能性があるし、月に1度しか使わない場合は寿命は長くなる可能性もある、とのこと。
オーバーホール → 本来、故障の状態を見なければ見積りができないが、通常だとU87Ai の場合で13〜15万円くらいが目安。

・その他

U87Aiは放送録音用マイクであったM269を継承していて、放送録音からさらに楽器録音に特化したマイクと思えば良い、とのこと。
TLM49 M49を継承 → アコースティック楽器の録音に向いている、とのこと。
・TLM102は価格的には魅力的だが、恐らくU87AiやTLM49で録音した場合と比較して、例えばピアノ録音の場合、ピアノの音が奥まったような印象になる可能性がある、とのこと。

録音用にさらにもう1本加えたいところなのだが、システムの構成上それができない状況。これに問題はあるか?

→ ピアノ録音は2本のマイクを使用するのが基本なので、アンビ用にもう1本加えることができないことは問題ないと思われる、とのこと。




・NEUMANN ( ノイマン ) / TLM103はステレオ録音に使用できるか? → 可能。
・そもそもステレオ録音に適したマイクってあるのか? → 感度の近い物をステレオペアとするのだが、メーカーによって基準が異なり、品質は様々である、とのこと。
・U87AiとU87Aiステレオペアの価格差の意味は? → U87Aiステレオペアは代理店を通じての販売なので、価格が高くなっている、とのこと。従って、U87Aiを二つ購入する方がお得、とのこと。
・モノラルでの録音だとステレオの場合とどう変わってくるのか? → 臨場感が違ってくるし、ピアノの場合はステレオで録音することの方が良いが、逆にモノラルの方が合う場合もある、とのこと。
・TASCAM & Audixによる録音の結果から推測すると、DUET + 10万円台のマイクで、ある程度のサウンドを得ることが考えられそう。
・保存の仕方は?湿気対策は? → カメラを保存する際のような設備があればベスト。
・ローンは何回払いまで可能か?
・それぞれのパターンで30回くらいのローンを組んだ場合の利息はどれくらいになるか?
80回まで可能。30回での利息 : 10.66%
・AUDIX/SCX25-AとDUETの選択は誤りだった? → AUDIX/SCX25-Aはプリアンプがなければ音は出ないので、誤りではない。AUDIX/SCX25-Aの内蔵のプリアンプはまた別の意味のもの、とのこと。


TLM103 → TLM49を継承したモデル → ビンテージでファットな傾向、とのこと。
TLM193 → U87を継承したモデル → フラットでクリアな傾向、とのこと。

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