楽器演奏は奥が深い

相変わらずハノンは最低でも一日30分は弾いている。最近になってようやくわかってきたことがある。それは、中指、薬指、小指を自由自在にコントロールできるようになるには訓練が必要だということと、中指、薬指、小指を自由自在にコントロールできると、リズムも乱れにくくなるということ。逆に言うと、中指、薬指、小指を自由自在にコントロールできなければ、リズムは乱れやすくなる。ピアノを弾く人は世の中に多く存在すると思うが、意外に、この点に気づいていない人も多いのではないだろうか?例えば、中指と薬指が連続した鍵盤を弾かなければならない場面で、二本の指が同時に動いてしまうと、テンポがおかしくなってしまったりすることもある。
さらに中指、薬指、小指がスムーズに動くことによって、アドリブ時の表現の幅も広がってくる、ということだ。こんなことに今頃気づくなんて、とも思うが、やはり楽器演奏は奥が深い。

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