SoundcloudはWebで音楽を売るためのプロモーションの場として有効だろうか?

Soundcloudに楽曲をアップロードしてみた。iTunesの楽曲購入リンクやツィッターへのリンク、そしてYouTube動画の表示など、Webで音楽をプロモーションするためのうれしい機能が実装されていて、プロモーションの場として有効なのではないかと感じている。Alexaで調査してみても、米国でのランクが301位と悪くない感じだ。グローバルなプロモーションの展開を考えるなら、MUZIEだけでは物足らないと感じていたので、その効果に期待している。もっとも、Alexaのランクだけに焦点を当てた場合、例えばYouTubeは3位でアクセス数的にも比べ物にならないわけだが、音楽を探すことを目的にやってくる人たちにダイレクトにリーチできるということを考えた場合、どちらがプロモーションの場として有効なのか、これを今回、実験してみることにした。すると、楽曲の登録後、いきなりコメントが寄せられた。このコメントはプレミアムメンバーになってお金を支払わなければ、すぐに見えなくなってしまう。また、楽曲のデータの更新もプレミアムメンバーでなければ行えない。しかし、Soundcloudに楽曲をアップロードしてほどなくしてフォロワーが現れ、Facebookの「いいね!」をクリックしてくれ、Twitterのフォロワーにもなってくれた。このあたりの行動が起きやすいのはSoundcloudの特色なのかも知れない。また、楽曲を気に入ってくれたユーザがその楽曲を共有するためのリンクも埋め込みやすくなっているし、リンクを埋め込むためのウィジェットをカスタマイズすることも可能だ。このへんはバイラルにコンテンツが増殖されていく過程でたいへん重要なポイントとなるだろう。
以上のことから、ネットで音楽をうろうとするミュージシャンにとって、YouTubeとSoundcloudを比較した場合、Soundcloudの方がより有効、ということになりそうだ。

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ぱ さんのコメント...